No.66 『 The year after next 春を迎えるまで 』

kneedrop22011-02-13

『The year after next 春を迎えるまで 』
          作詩:五十嵐 精一

(浩 より)
                    

窓ガラス曇るくらい 部屋を暖めて

雪はまた降り出す ながい永いあいだ
雪は降ってる

                     
月のやさしい光をうけて 
しずかに雪の結晶は溶ける

静かな君の住む 君が眠る町
眠っている 眠っている
The year after next 春を迎えるまで


                    
2月の午後の陽だまりは 賑やかにおしゃべり
春の気配を春の匂いを感じるけれど
今年の春は本厄なので・・・ 


                     
かんがえる考える daisukina 君の仕草
君の癖

                     
(恵子より)
                     
朝食を取るには Radioから聞き流すには
ちょっと長い Symphony
私がHot Milkを飲もうとすると 目が覚めた
The year after next 春を迎えるまで

                     
ながい永い冬の夜
ゆきの欠片(かけら)は溶ける
                     
私のBedの中の隣には 素敵なあなた・・・
もう1度 眠り夢をみる

                     
暖かい部屋の中で ながく永く眠る世界
その中で夢が終わる頃は 大殺界も終わる
                     

あたたかい春の季節
こんなこんなThe year after nextまで 
つづく ながいながいおはなし
                    
       1977年作品( 2010年推敲 )




































The Poetic Works of Seiichi Igarashi