2012-01-01から1年間の記事一覧

No.84 吠える街(Bark Town)

『 吠える街(Bark Town) 』 作詩:五十嵐精一 夜明け前のハイウェイに 無数のライトが連なる 今では決して揺れることなく 波は都会に届かない 幾度も壁は塗り替えられて 吠えてる街はRhythmを刻む 足を踏み外したら最後で 今では決して還ることなく 日陰で…

No.83 『 冬の海辺  』 

『 冬の海辺 』 作詩:五十嵐精一 波打ち際に立って 遠くの船を見てる 生きることはつらいし ひとりは淋しい そんな時 潮の香りはいい こんな時 カモメになりたいと想う 空も町もゆっくり暮れて 紫色の雲が浮かんでいる 粉雪が灰色の 空から落ちてくる 冬の…

No.82 『 暮冬の中で  』

『 暮冬の中で 』 作詩:五十嵐精一 街の木の葉が木枯らしにまかれ 風花が落ちてくる頃 いつしか冬構えている街 都会に朝が来るとビルは凍えていて 海を越えて射す光は 街を薔薇色に染める 海を越えて吹く風は とても冷たく冬京を包む 君はこんな都会の中で …

No.81『 港のLove 』

『 港のLove 』 作詩:五十嵐精一 今の俺の渇いた声では 君をこの世界に連れ戻せない 綺麗になった君の姿を 昨日 思い出の店で見た テラスで紅茶にひとり手を伸ばし 可愛い口もと動かした 可愛かった昔の君が 素敵な女性(おんな)の格好でいる いつからい…

No.80 『 Window 』

『 Window 』 作詩:五十嵐精一 窓に冷たい雨が降る ラジオからは懐しい唄 あなたからのサヨナラの言葉 ひとりでは隠しきれない あなたの心と私のこころが 離れてゆく Window 割れたこころの ガラス戸から雨がにじむ 1978年作品 The Poetic Works of Seiic…

No.79 『 Tears 』 

『 Tears 』 作詩:五十嵐 精一 Tears ひとつ青春の中で散って 心が真実(ほんとう)の姿をみせようとしない 髪はながく伸ばせたけど 君の心が読めなくなった 雨が心の窓をたたく いきなり哀しくなってきた Tears ふたつ青春の後ろに去って 僕は肩を落とし …

No.78『 暖かさがほしい 』

『 暖かさがほしい 』作詩:五十嵐精一 暖かさが欲しい 人のあたたかさが 心の温もりがほしい いつだって君は そばにいてくれて 僕の心をなごませてくれた でも今は冷たく吹く 秋風が心に凍みる なぜなら今日だって 秋の静けさが息づく街並み いだって君は …

No.77 『 暮らしの中で 』

『 暮らしの中で 』作詩:五十嵐精一 街に吹く風が頬をなでる また曇り空で1日は終わり 決まっていたようで何故か哀しい ビルの前に佇む女(ひと)の髪がなびく 秋なのに今まだ夏の香り 長雨 降り続いていたから 妙に暖かい とてもちいさな出来事で 明日が決…

No.76 『 星霜 』

『 星霜 』 作詩:五十嵐精一 波が去っていって 月が消えてしまって 風が迎えにくるから 私はただ古い町はずれの 港に来てしまう 淋しい影を連れて 私は海風が吹く この港の町で暮らしている この町に冬が来る前に 港にわかれを告げて この町を離れ旅に出な…

No.75 『Shooting ☆Star』

『Shooting ☆Star』 作詩/作曲:五十嵐精一 虹が消える頃 町は暮れて 黄昏が星空に変わる 君のために作ったUTAを 僕は君に捧げて 銀河系の彼方から 流れ星はふたりの こころを乗せて走る その時 僕は君に言うだろう 愛してるよと一言 雨が上がったばかりの町…

No.74『心も曇り色 』

『 心も曇り色 』作詩:五十嵐精一 白い雨が降って あがるとなかなか晴れなくて 寒い日は続いている どんより心も曇り色 きょうは何処にも 行きたくなくなってしまっている 寒い日はまだ続いていて だからアゲハ蝶も飛ばなくて やっぱりあがると晴れなくて …

No.73『 午前3時の Original 』

午前3時のOriginal 作詩:五十嵐精一 忘れては 忘れて いけない 忘れては 午前3時の風の町 みんな一緒に騒ぎ出す 午前3時の風の音 忘れては 忘れて いけない 忘れてる 午前3時の窓の音 午前3時の賑わいは 午前3時の町の色 忘れては 忘れて いけない 忘れては…

 No.72『 Scene・季節の中で Reprise 』

『Scene・季節の中で Reprise』 作詩: 五十嵐精一 春は郷にさくらが咲いて 夏は海に白い波が立って 秋には紅葉があり 冬には白い雪が降る 青く透きとおる空の下で あなたのために詩を作る 銀の雨が降って 虹が架かり きらめく光が射して 雪どけ水が流れる 2…

No.71『 海鳴り 』

『 海鳴り 』作詩:五十嵐精一 幼い頃 聴いた 海鳴りは忘れない 通り過ぎた愛たちが いつも心のなぐさめだけど 明日を迎えることは出来ない 心に残された過去だけが いつも僕の悲しみだから 昨日を振り返ることは出来ない 1980年作品( phrases only ) The Po…

No.70 Scene・季節の中で

『 Scene・季節の中で 』作詩:五十嵐精一 透明な風が町に吹く 立ち止まらず ひたすら 何も言わないで 風は吹いている 春は花が咲いて 夏は海に行って 秋は紅葉があって 冬には雪が降る こんなにも素晴らしい事が 私たちにだけある 銀色の雨が降って 白い雪が…

No.68 遠回りして帰る家路 NO.69 告白

遠回りして帰る家路 作詩:五十嵐 精一 眩しい陽射しが降る 昼下がり 花✿はいつも何も喋らないけれど 献身的なところが好き 花壇には4色の色とりどりの チューリップが咲きほころび 明るくPopなメロディーを 舗道に奏でてる 今日もチューリップを見たくて 遠…