Nostalgic Days
作詩:五十嵐精一
13歳の時に僕の部屋に
やって来たラジオカセット
僕の音楽の世界は
カレンの声と共に一気に広がった
初めて聴いた美しい声は
" Yesterday Once More "
1975年の中学1年の月曜の午後
女の子から初めて手紙をもらった
とても綺麗な字でうれしくて
うれしくて何度も読み返した
冴えない僕 チャーリー・ブラウンに
かわいいガールフレンドが出来た
今も彼女には感謝している
僕なんかと付き合ってくれて
14歳にラジオ番組
’オールナイト・ニッポン’で
知った泉谷しげる
僕の将来の夢はミュージシャンになった
初めて聴いたメッセージソングは
" 寒い国から来た手紙 "
1976年の中学2年の金曜の午後
親友 伸ちゃんが転校すると聞いた
その晩 ふたりで伸ちゃんの家の
小さいプレーヤーで泉谷を聴いた
彼が転校した後 我妻君と春休み
常磐線に乗り彼の住む海岸の町
いわき市の豊間に泊まりにいった
夜 寝たら 波の音が聴こえた
2011年作品
The Poetic Works of Seiichi Igarashi