『 君の心の 』
作詩:五十嵐精一
君の心の扉は
僕にしかノック出来ないと思っていたけど
さよなら 時は止まってしまった
どこか 雨が強く降る街を探しに
君の心の中から
僕の姿はもう消えてしまうと思うけど
さよなら 心は離れてしまった
どこか 笑顔が似合わない灰色の朝
君の心の港には
僕の船は繋がれていると思っていたけど
さよなら 錨ははずされてしまった
知らない港へは僕の船は着けない
1979年作品
The Poetic Works of Seiichi Igarashi