『心のWave』
作詩:五十嵐精一
波 とおい心 ちょっと呼び戻してみる
一途だった いじらしいくらいに
逢いたかった 淋しいから いつも
人に傷つけられること覚えて
心の窓ガラス割れて
秋の風が吹き込む
ふたりで暮らしたこと忘れて
水平線に私が落ちてゆく
心 心のWave 海が笑ってる
波 揺れる心 ちょっと覚ましてみる
愛してた 何もかも捨てて
サヨナラ 言われて わがままで いつも
彼とByeして わかれを憶えて
心の窓ガラス散って
風花が吹き込む
人にしがみつくこと忘れて
地平線に私が落ちてゆく
心 心のWave 空が笑ってる
1979年作品
The Poetic Works of Seiichi Igarashi