『 遥(はる)先の海で想う』
作詩:五十嵐精一
寒さはまだきびしいけれど
凍てついた心に春の陽が射し込むように
しあわせ信じて明日を祈れば
今日一日も何故か素敵に見えてくる
君の微笑み想い出せば
愛しくなって心がまた君に逢いたがってる
あたたかい君の呼び声が
海の潮騒の音にかさなりながら
夕陽が風の町を抱きしめている
人々は美しい絆を大切にしながら
今日も一日を暮らしている
1981年作品
The Poetic Works of Seiichi Igarashi