No.19Counterattack第2次稿 

kneedrop22009-11-09

『Counterattack 』( 第2次稿 )  作詩/作曲:五十嵐精一


もうすぐ風の馬車が俺を迎かえに来るのが見える
あわてるな光が射し込んできたら乗り込めばいい


Blueな服をまとい
羽根を休めてたら翔べなくなった
風にまかせて舞い上がろうと思うけど
いつも空は決まって曇りだし
そんな風すら吹いてはくれない
すべては確かに攻撃されて 何もかも変わった
未だ宛はないけど さまよう気すらない
手元にある2枚の鏡に世界のすべてが汚く映る

          
ダメな心を捨てても
羽は繕えないかもしれない
倒れた時の傷はおもったより深いし
愛はいつも逃げてしまい
今は夢を見る隙間もないから
すべては確かに攻撃されて 何もかも壊れた
未だ手段はないが さすらう気はない
この国では選ばれた人だけが明日を作る
不思議な国だ

          
崩れかかる都市(まち)では
もう誰ひとりと逃れられない
ビルの窓から勝者は銃で撃たれ
挑戦者はハィウェィで車に轢かれ
敗者が時代のトップに立つ
すべては確かに攻撃されて 俺は生まれ変わった
今 苦しみのプロセスが爆裂する
俺は逃げ隠れするのはやめ これから
反撃にうつる        
                       

           1979年作品




The Poetic Works of Seiichi Igarashi