No.79 『 Tears 』 

『 Tears 』 作詩:五十嵐 精一 Tears ひとつ青春の中で散って 心が真実(ほんとう)の姿をみせようとしない 髪はながく伸ばせたけど 君の心が読めなくなった 雨が心の窓をたたく いきなり哀しくなってきた Tears ふたつ青春の後ろに去って 僕は肩を落とし …

No.78『 暖かさがほしい 』

『 暖かさがほしい 』作詩:五十嵐精一 暖かさが欲しい 人のあたたかさが 心の温もりがほしい いつだって君は そばにいてくれて 僕の心をなごませてくれた でも今は冷たく吹く 秋風が心に凍みる なぜなら今日だって 秋の静けさが息づく街並み いだって君は …

No.77 『 暮らしの中で 』

『 暮らしの中で 』作詩:五十嵐精一 街に吹く風が頬をなでる また曇り空で1日は終わり 決まっていたようで何故か哀しい ビルの前に佇む女(ひと)の髪がなびく 秋なのに今まだ夏の香り 長雨 降り続いていたから 妙に暖かい とてもちいさな出来事で 明日が決…

No.76 『 星霜 』

『 星霜 』 作詩:五十嵐精一 波が去っていって 月が消えてしまって 風が迎えにくるから 私はただ古い町はずれの 港に来てしまう 淋しい影を連れて 私は海風が吹く この港の町で暮らしている この町に冬が来る前に 港にわかれを告げて この町を離れ旅に出な…

No.75 『Shooting ☆Star』

『Shooting ☆Star』 作詩/作曲:五十嵐精一 虹が消える頃 町は暮れて 黄昏が星空に変わる 君のために作ったUTAを 僕は君に捧げて 銀河系の彼方から 流れ星はふたりの こころを乗せて走る その時 僕は君に言うだろう 愛してるよと一言 雨が上がったばかりの町…

No.74『心も曇り色 』

『 心も曇り色 』作詩:五十嵐精一 白い雨が降って あがるとなかなか晴れなくて 寒い日は続いている どんより心も曇り色 きょうは何処にも 行きたくなくなってしまっている 寒い日はまだ続いていて だからアゲハ蝶も飛ばなくて やっぱりあがると晴れなくて …

No.73『 午前3時の Original 』

午前3時のOriginal 作詩:五十嵐精一 忘れては 忘れて いけない 忘れては 午前3時の風の町 みんな一緒に騒ぎ出す 午前3時の風の音 忘れては 忘れて いけない 忘れてる 午前3時の窓の音 午前3時の賑わいは 午前3時の町の色 忘れては 忘れて いけない 忘れては…

 No.72『 Scene・季節の中で Reprise 』

『Scene・季節の中で Reprise』 作詩: 五十嵐精一 春は郷にさくらが咲いて 夏は海に白い波が立って 秋には紅葉があり 冬には白い雪が降る 青く透きとおる空の下で あなたのために詩を作る 銀の雨が降って 虹が架かり きらめく光が射して 雪どけ水が流れる 2…

No.71『 海鳴り 』

『 海鳴り 』作詩:五十嵐精一 幼い頃 聴いた 海鳴りは忘れない 通り過ぎた愛たちが いつも心のなぐさめだけど 明日を迎えることは出来ない 心に残された過去だけが いつも僕の悲しみだから 昨日を振り返ることは出来ない 1980年作品( phrases only ) The Po…

No.70 Scene・季節の中で

『 Scene・季節の中で 』作詩:五十嵐精一 透明な風が町に吹く 立ち止まらず ひたすら 何も言わないで 風は吹いている 春は花が咲いて 夏は海に行って 秋は紅葉があって 冬には雪が降る こんなにも素晴らしい事が 私たちにだけある 銀色の雨が降って 白い雪が…

No.68 遠回りして帰る家路 NO.69 告白

遠回りして帰る家路 作詩:五十嵐 精一 眩しい陽射しが降る 昼下がり 花✿はいつも何も喋らないけれど 献身的なところが好き 花壇には4色の色とりどりの チューリップが咲きほころび 明るくPopなメロディーを 舗道に奏でてる 今日もチューリップを見たくて 遠…

No.67 秋のまだ早い夜明け

『 秋のまだ早い夜明け 』 作詩:五十嵐 精一 秋のまだ早い夜明け 今日は土曜日で明日は休みだから 晩(おそ)くまで起きていた ちょっと気になってラジオに 手を伸ばしてみると どこのステーションなのかわからないけれど かなりNoiseが入っていて聴き取り…

No.66 『 The year after next 春を迎えるまで 』

『The year after next 春を迎えるまで 』 作詩:五十嵐 精一 (浩 より) 窓ガラス曇るくらい 部屋を暖めて雪はまた降り出す ながい永いあいだ 雪は降ってる 月のやさしい光をうけて しずかに雪の結晶は溶ける静かな君の住む 君が眠る町 眠っている 眠ってい…

No.65 『 いつも 』

『 いつも 』 作詩/作曲:五十嵐精一 いつも 君の事ばかり 考えているよ 手紙はもう書けない 僕の悲しい気持ち 雨が降ってる 窓に雨垂れ いつも いつも 待っている 君の手紙ばかり いつも 君の事ばかり 考えているよ 君のそばにいたい 僕の叶わない夢 雪が降…

No.65 Rainy Life Day

『Rainy Life Day』作詩/作曲:五十嵐精一 美しくて素敵な君とふたり 愛し合う心 穏やかな午後 ちぎれた風がみえる海岸 窓に優しく降る雨はいつも 夕暮れのBlueな街を洗う 白いテーブルにカフェとシガレット It’s Rainy Rainy Life Day It’s Rainy Rainy Lov…

No.64『 朝陽 』  

『 朝陽 』 作詩:五十嵐精一 眩しい朝陽が射して 美しい緑の中に散らばる光り 高原に響く鳥たちの声 君が湖のほとりでひとり しゃがみ込んでいる 一枚の木の葉が水面に落ち 君の後ろに 僕が立っていることが 水面に映りわかる 君は振り向きながら 昨晩 泣き…

No.63『 雨の日の想い 』

『 雨の日の想い 』 作詩:五十嵐精一 海から潮の香りが漂ってくる 部屋には君とふたりだけ 夜明けちかく 雨音が聞こえ ラジオからはBill Evansの My Foolish Heart が流れている 今の暮らしはとても温かく ふたり 愛するために出逢った 1980年作品 The Poet…

No.62 『 Rainy Day 』

『 Rainy Day 』作詩/作曲:五十嵐精一 夏 過ぎた夜明けちかく 冷たい雨が街に降る 人のこころも哀しく溶けて 人恋しくなるのは誰だろう 僕の心の窓にも雨が 今日はそんな Rainy Day しばらく哀しさだけがつきまとうなら しあわせ求めても仕方ない だって今…

No.61『 Love lsland 』

『 Love lsland 』 作詩:五十嵐精一 素敵な夜明けがちかづく 君も一緒に起きてくれて 僕にアイスティーを入れてくれる 今 この部屋には君とふたりだけ バルコニーのテラスで今 目の前に広がるエメラルドの水平線 とめどない僕の冗談に君は微笑みを返す 窓の…

No.60 『 淡い夏の伝説 』

『 淡い夏の伝説 』 作詩:五十嵐精一 生活(くらし)ていくことに自信がない 今 君にはっきりとした言葉を 返せないでいる 君は伝説を信じていた 恋人たちが誰もいない夏の海で 夕陽に向かってたがいに愛を誓いあえば 結ばれる伝説を 僕たちは夏の海で愛を…

No.59 『 夏に隠れて 』

『 夏に隠れて 』 作詩:五十嵐精一 君は北の生まれで都会の暑さが 耐えられないって困ってたね だけど僕の部屋は真夏の8月でも 心さえも凍えてしまう氷細工の部屋 僕は君に愛を告白したけれど 君は僕に振り向きもしなかった だから今夜 転びそうな姿勢で ひ…

No.58 『 The 錆びれた夕暮れ 』

『 The 錆びれた夕暮れ 』作詩:五十嵐精一 真夏の渇いた街に夕暮れが 涼しげな風を送り込む 2人の恋の行方を知るため 偶然のようにビルの谷間で君と逢う いつも決まってよくある誰かの 噂話みたいに2人はイイ加減で あまりにも心が片輪で 突き刺す雨に打た…

No.57『 暗黒街の白い気持ち 』

『 暗黒街の白い気持ち 』 作詩:五十嵐精一 黒い黒い雨が降ってくる 街の路地に川が流れ 路には車も走らない 風が吹かない今 どんなに耳を澄ましても 人の話し声は聞こえない もう すでに話せる人もいない だから雨の日いつも俺はずぶ濡れになってる 心の傷…

No.56 『 LoveSongは唄わない』

『LoveSongは唄わない』 作詩:五十嵐精一 目の前に広がる海が 人間たちを 笑っているような気がする 君の面影が心の中で 月と重なりぼやけはじめた LoveSongは唄わない 夜風がとっても素敵だけれど 目の前にいる 二人の愛は輝いていて ポケットの煙草は残り…

No.55 ふたり渚のVacation

『ふたり渚のVacation』 作詩:五十嵐精一 君に口づけしたくて ふたり 渚のVacation 俺の心は君の哀しみ包んで 美しい夕凪の海岸 ふたり 車で飛ばす 心の窓に君の笑顔が映ってる もうすぐブルーベリーの夕暮れだよ オレンジの太陽がそういって沈む 涼しい潮…

No.54 Vision Of Love

『 Vision Of Love 』 作詩:五十嵐精一 白い胸はシャワーを浴びているから Morning 優しくなれそう バルコニーから見える海 とおく 緑の森から鳥たちはさえずり 陽射しの強さに夏を感じる あなたはBedの中で夢の続きを Vision Of Love 昨日 あなたは私に言…

No.53 つゆが終わって

『 つゆが終わって 』 作詩:五十嵐精一 雨あがりの虹の空 あなたの所へ 夏になったら 行ってみたいと思います 南風がもう快さを 感じさせてくれます もう夏は隣の町まで来ている つゆが終わってないのに 蝉の声が聞こえて つゆが終わってないのに もう 波の…

No.52『 Rain 』

『 Rain 』 作詩:五十嵐精一 空が曇ってきた そろそろ雨が降ってくる Rain 心が崩れてきた こんな時 時の流れは遅い 光が瞬くとき 七色の虹が架かる Rain 心が拡がってきた そんな時 人に優しくなれる 1978年作品 The Poetic Works of Seiichi Igarashi

No.51 『 揺れた 男心 』

『 揺れた 男心 』 作詩:五十嵐精一 港はずれの海岸に 二羽のカモメが わかれてゆくところ 夏先の海に雨が降り 白い霧がかかる 君はサンダル片手に 白い波と戯れ 少し哀しげに見える 髪から雫が落ちる 今 二人きりでこの霧雨の中 逢えてうれしかった でも君…

No.50 狂海日 kilyoukaibi

狂海日( kilyoukaibi ) 作詩/作曲:五十嵐精一 今宵 お前との暮らしに見切りつけるため 俺はこんな暗く寒い部屋に お前を待たせている 風も吹かず 空が晴れわたり 星の輝きます夜 かるい口づけ終わりにお前と別れて 俺は車を飛ばしながらまた いつもの海へ…